Effect of Foods

食材の効能

椎茸

食材の効能椎茸

≪補益の食材≫
身体の気・血などを補い、身体を丈夫にし、病気に対する抵抗力を高める食材です。

■ 味甘、性平、脾・胃経

今から600年も前、中国・明時代(1368?1644年)の医書『日用本草』に(椎茸は)気を益し、飢えず、風を治し、血を破ると記載されています。
自律神経のバランスを整え、栄養を取ることができ、風邪を治し、血液の循環を良くするといった意味です。

現在では様々な研究が進み、椎茸に含まれる成分とその働きが明らかになってきています。

例えば、メラニン色素が脳に働いて自律神経を安定させること。
椎茸の胞子には、インフルエンザの感染を阻止する作用をもつインターフェロンの生成を誘導するリボ核酸が多く含まれていること。
血中のコレステロールを下げ、血液をサラサラにさせる作用がきのこ類の中でも強いこと。
などなど・・・・・・。

もともと中国、韓国、日本などアジア諸国でポピュラーなきのこですが数十年程前からは、アメリカ、ヨーロッパでも栽培され、shiitake mushroom という名称でスーパーなどで容易に手に入るそうです。
肥満に悩むアメリカやイギリスで、ローカロリーで栄養豊富、栽培に農薬や科学肥料を必要としない健康食品「椎茸」が注目を浴びるのは当然のことかもしれません。

椎茸の中で最も期待されている効能は、やはり抗腫瘍作用でしょう。
がんの発生は遺伝子の突然変異に始まります。
きのこ類は野菜、果物と同様に遺伝子の変異を防ぐことが知られており、椎茸は、中でも効果が高い上、安価で美味しく、干したり冷凍することによって常備できるのも嬉しいところです。

きのこ類を利用したサプリメントも多々ありますが、今年に入ってから、あるアガリクス商品が発ガンを促進するおそれがあると公表されました。
厚労省が今回、販売停止要請をしたのは、ある1社の製品に限ったものであるのに関わらず、すべてのアガリクス製品、きのこ類のサプリメントが悪者扱いされ、市場には大きな影響が出ているようです。

良いと聞くと飛びつき、悪いと聞けば真偽の程に関わらず醒めてしまう・・・・・・。
栄養補助食品に頼るとどうも情報に振り回され易くなります。

ご参考までに、世界がん研究基金が、不適切な食生活はがんに強く結びつくという研究結果を踏まえ1997年に世界へ勧告した「がん予防のための14か条」をご紹介します。
地道ですが基本的なことで、情報に振り回されることなく実践できることと思います。
第14条にも注目です。

(重要な順番に並んでいます)

第1条 植物性食品が中心の食生活を送ろう
第2条 肥満を避け、正常体重を維持しよう
第3条 運動を習慣づけよう
第4条 野菜・果物を1日400?800gとろう
第5条 穀類・芋・豆を1日600?800gとろう
第6条 お酒は控えめに
第7条 赤身の肉は1日80グラム以下 にし、鶏肉や魚を食べるようにしよう
第8条 脂肪は控えよう
第9条 塩分は1日6グラム以下 に
第10条 カビ毒に注意
第11条 食品は腐らないよう冷蔵庫に保存
第12条 食品添加物や残留農薬に気を配ろう
第13条 黒こげの物は頻繁に食べない
第14条 第1条から第13条までを守れば「栄養補助食品」に頼る必要はない。
番外 タバコは吸わない(当たり前すぎて番外扱いです)

これらを守ることにより。肺がんを1/3、大腸がんを75%、乳がんを1/2減少することができるといわれています。

食材の紹介

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